いっき

1985年にサンソフトから発売されたゲームです。テレビCMも流れていたせいか結構有名なファミコンゲームだと思います。
CM効果なのか農民による一揆というゲーム設定のインパクトなのか、結構みんな持っていました。
ということは結構売れたゲームなんでしょうけど、ゲーム自体はそれほど面白いとは言い難い･･･
設定が楽しいのでついついプレイしたくなりますが、シューティングゲームとしてはちょっと及第点だと思っています。

この頃のサンソフトはインパクトの強いゲームが多いというか、子供心を鷲掴みにする内容が多かったです。
ゲーム性も難易度は高いもののよく出来たゲームが多かったのですが、それはもうちょっと後の話。

このいっきでは鎌を投げて敵を倒していきます。そしてパワーアップすると竹槍で攻撃できるようになるのですが、これがどう見てもパワーダウンしているとしか思えないｗ
鎌を投げるときは四方八方に投げれるのですが、竹槍は前方向のみの攻撃。しかも攻撃範囲は狭い。鎌を投げるより竹槍の方が攻撃範囲弱いのは当然と言えば当然なんですけどね。

カラフルな村や城内に忍者や腰元などの個性の強いキャラクターが動き回ってるのは確かに楽しい。
とくに小学生には腰元なんかがウケたんじゃないと思います。腰元はいわゆる不美人で腰元に触れてしまうとしばらく動けないという、典型的なマンガキャラです。ドラえもんでいうところのジャイ子みたいな存在と言えば良いでしょうかｗ
各ステージクリアの際に主人公であるキャラクターが愛嬌ある顔で大口バカ笑いをするのも好きでした。

何回プレイしても2面までしかいけなかったのですが、実際には4面まであるようですね。エンディングなどがあるのなら観てみたかったです。
難易度が高かったです。もうちょっとゲーム調整をしてくれてれば良かったのに。でもこの高い難易度がユザーを燃えさせ、その結果、名作として認識されるようになったのかもしれませんね。

このゲーム中ではなにかとおにぎりが出てきます。いっきに限らずサンソフトのゲームにはよくおにぎりが出てきます。というか、時代劇が舞台のゲームにはアイテムとしておにぎりが定番であって、サンソフトには時代劇ゲームが多かったということでしょうね。
ちょっと話がそれましたが、このゲーム中のおにぎりが妙に美味しそうｗ
まぁ、実際におにぎりは美味しいんですけどね。

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