シティコネクション

昔のファミコンゲームの音楽でクラッシックの名曲を覚えた方もいるんじゃないでしょうか？
スーパーマリオ以前の任天堂は結構ゲームミュージックの一部にクラッシクのフレーズをよく混ぜてました。

シティコネクションはジャレコのカーアクションゲームですが、このゲームの音楽もチャイコフスキーのピアノ協奏曲第１番を２パターンにアレンジしています。
チャイコフスキーの原曲を聴いて、シティコネクションの曲だ！と勘違いして思った人もいたかと思います。私がそうでしたｗ

世界の有名な観光地を背景に走りまくるなんとも夢のあるゲームでした。
カーアクションとは言え、レースなどではなく、道を塗りつぶしていくというシンプルなルールです。
どんどん道が塗りつぶされていくのはヤミツキなんですよね。

このゲームの売りでもある背景のグラフィックですが、ニューヨークの摩天楼から始まり、
ビックベンのロンドン、エッフェル塔のパリ、古城が見えるドイツ、タージマハールのインド、五重の塔が見える京都（奈良？）の6パターンでした。
どれも当時はきれいで、最初は背景に目が行って敵キャラであるパトカーと衝突してしまっていたものです。

隠れキャラが多いのもこのゲームの特徴です。
各画面である地点でジャンプしたり、特定の行動をすることで隠れキャラが出現します。
例えば１面のニューヨークではフォーメーションZのUFOが出現し、ゲットすると1upするというキャラクターでした。

プレイ中に赤い風船が現れることがあるのですが、これを3つ集めると別の世界へワープします。
別世界へワープと言っても、よく考えると背景のグラフィックが変わってるだけなのかもｗ
それでも当時はこのワープにときめいて、風船が出現すると多少無理してでも取りに行ってました。

アクション性は高く、やりこめば基本的なジャンプに加えて、ジャンプしながら方向転換やコーナーの端でのターンなど自動車とは思えないミラクルなジャンプをすることができるようになります。ジャンプ中に方向転換できるのはせいぜい1回。ジャンプ後の着地地点におじゃまキャラクターの猫がいたりすると青ざめますｗ

確かこのおじゃま猫は主人公であるヒロインの愛猫だった筈。
ヒロインと言ってもクリア後の画面にピースしてる顔のグラフィックが出るだけで、
パッケージやCMから連想されるようなストーリーはありません。

シンプルですが、中毒性のあり長く楽しめるゲームでした。

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